こんにちは。
今回は、5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生の感想を書きたいと思います。

引用元:映画.com
今回初めてのドイツ映画の観賞しました。最近は友人のオススメを片っ端から観ていくことが多いのですが、本作は映画のタイトルに一目ぼれして観ることにしました。
いやこれ、めっちゃ面白しろそうなタイトルじゃないですか??
間違いなくハッピーなタイプだし、外出自粛で鬱憤が溜まっている今にぴったりな映画だと思いました!
本当はグラン・トリノ観ようと思っていたのですが、これだ!と思って勢いのままこちらを観賞しました。
以下、感想です。
あらすじ
視力の95%を失い、目に映るもの全てがぼやける世界の中で生きる青年サリーが五つ星ホテルで働くという夢を目指す実話。5%の視力しかないことをバレないようにしながら日々見習いを続ける。目が見えないハンディを抱えながらも、持ち前の明るさと器用さを活かし少しずつ成長していく。仕事や、恋愛、友人関係まで順風満帆だったサリーだが、いつまでも視力を失っている事を隠し通すことができなかった。仕事でミスをし、恋人には嘘をついていた事がばれ、夢だった五つ星レストランも恋人も失ってしまう。人生の谷底に落ちたサリーだったが、親友のマックスの助言でホテルの最終試験に受け、見事合格。別れた恋人とも復縁し、仲間たちとレストランを営むという新しい夢を実現させる。
感想
悪者がいない映画は良作
やっぱり面白かった。心が浄化されました。持論ですが、「悪者がいない映画は良作が多い」に当てはまる1本でした。レストラン担当の主任が唯一嫌な奴だったけど、最期のシーンで良い人に変わりましたしね。
この映画を観ていると、希望をもって生きていれば人生は良くなっていくんだなぁと思えてきますね。自分の視力が5%になった時、サリーと同じように夢を追い続けられるか?と考えさせられました。大好きな映画が観れなくなるのも絶望しそうですし。
サリーはできない事はできる人に任せて、自分のできる事を磨いてました。できない、と素直に認めて他の人に任せられる心の強さと、それを受け入れてくれる仲間がいたからサリーはここまでできたんだなと思いました。
話は逸れましたが、こんな良い仲間に囲まれて一生懸命頑張る人の映画が面白くないわけないじゃないですか??
コメディーが面白い
この映画は、視力が5%しかない事を悲観しているわけではなく、視力が5%しかない事を笑いに変えているシーンが多かったです。
例えば、女性が全裸でサリーを誘惑していてもサリーは見えていないから、フル無視だったり、
サッカーボールでサッカーだと勝てないからラグビーボールでサッカーを提案したり、とかなり笑えるシーンが多いです。
一方で、手の感覚だけでワイングラスの名前を覚えたり、食器の洗い残しがないかを、食器を指で弾いた音だけで判断できるようになるなど、人一倍努力しているシーンもあり、やはり前向きな気持ちになれる映画だなと思いました。
映画としての捻りは少ない
一つ微妙だった点を挙げると、この手の映画は何本も観たことがある。という事ですね。
実話であるのは凄いことですが、「ワンダー 君は太陽」とは内容がかなり似ていて、かつ公開年が同じだったので比較してしまうのですが、世間的にもワンダーの方が有名だし感動します。
もう少し映画としての捻りを加えたら良かったのではないかと感じました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ストーリーは王道ですが、観ていて心が温まる映画です。
ドイツ映画は初めて観たのですが、ほんと全員がカッコ良いし笑顔が素敵な人たちだなと思いました。
是非観賞してみて下さい。