コメディ

【ネタバレあり感想】せっかく面白い映画なのに幻滅した二つの理由「ブルース・ブラザース」

こんにちは。

今回は、ブルース・ブラザースを観賞したのでその感想を書きます。

引用元:映画.com

裏社会に生きるマフィア達を束ねるとある兄弟がいた。全身黒ずくめにサングラス。彼らの素性は一切明らかになっておらず、一部を除いて、マフィア上層部ですらその姿を見た者はいないという。その名もブルース・ブラザース。…これがあらすじも見たこともなかった僕が最初に抱いていたイメージですが、全く違いました(笑)。盗人凸凹兄弟が、バンドに目覚め、なんとかしてライブを開こうというというコメディ/ミュージカル映画。

どんな雰囲気かまだ掴めていないですが、早速観賞してきました。以下、感想です。

作品情報

アメリカのコメディ番組「サタデー・ナイト・ライブ」でジョン・ベルーシ&ダン・エイクロイドが演じた人気キャラクターを映画化し、黒いハットにサングラス、黒いスーツを身にまとったブルース・ブラザーズが巻き起こす騒動を、笑いとアクション、歌と踊りを散りばめながら描いた傑作コメディ。刑務所から出所したジェイクは迎えに来た弟分エルウッドとともに、かつて世話になった孤児院を訪れる。母親代わりのシスターから孤児院が経営難に陥っていると聞いた彼らは、金を稼いで孤児院を救うことを決意。かつて仲間たちと組んでいたバンドを再結成してコンサートで一獲千金を目指すが、その途中で警察から追われる身となり、さらに謎の女からも命を狙われてしまう。ジェームズ・ブラウン、レイ・チャールズ、アレサ・フランクリンら豪華ミュージシャンがゲスト出演。1998年には続編「ブルース・ブラザース2000」が製作された。

引用元:映画.com

感想

☆☆☆☆☆/10

ツッコみどころ満載のコメディと、80年代のアメリカン・ロック・ミュージカルは楽しかったが、無駄に長い警察との追いかけっこが最高にダレた。コメディっぽく楽器屋を破壊したシーンは最悪だった。

簡単なあらすじ

ざっくり纏めると、ちょいちょい悪いことして警察にお世話になってる兄弟がある日ロックに目覚め、昔のバンドメンバーを集めて、ライブを開こうぜっていう話。その道中で謎の女や恨みを買った他バンドグループ、警察に追いかけられたりする。内容も簡単で、コメディ色が強いので、軽い気持ちで観れる映画だと思います。

エルウッドのしょうもない信号無視から大犯罪者へ

ジェイク(弟)が出所し、それを迎えに行くエルウッド(兄)。二人で家に帰る途中、エルウッドは信号無視をしてしまい、警察に止められます。免許書を警察に渡すも免停期間というのがばれます。このシーンが印象的だったのですが、スクマッズという州内で違反した者の照会システムで一発で免停がばれていましたが、当時(1980年)にもこういうシステムは出来上がっていたのですね。驚きました。逸れましたが、免停期間だという事がばれたエルウッドは逃走、ここで警察とブルース・ブラザースの追いかけっこが始まります。ここからコメディ色が強いのですが、追いかけっこする兄弟と警察は、道路なんか無視して商店街の店をに突っ込みまくり!おもちゃ屋や雑貨屋を次々になぎ倒していきます!これは大犯罪者(警察も含めて)。警察がお構いなしに店に突っ込むのはどう考えてもおかしいですが、ここはコメディ映画という事で愚問としましょう。ただ、一点気になったのが、店に突っ込んでいく中で、その1つに楽器屋があったこと。今からバンドで活躍していこうという二人が楽器屋を滅茶苦茶にするシーンは笑えなかったです。商店街の店に突っ込んでいくシーンで、敢えて楽器屋に突っ込むシーンがあった理由は何なんでしょうか?仮に楽器屋を出すにしても、突っ込もうとしたけど思い留まって引き返す等の意味深なシーンにしてほしかった。このシーンを見せらただけでもう応援できない。

謎の女がヤバすぎる

警察と追っかけっこしながら、少しずつバンドメンバーを集めていく中で、出てくるもう1つの障壁が謎の女。この女はブルース・ブラザースを見つけるやいなや、ピストルやバズーカ、火炎放射器などどこで手に入れたのかも分からないような代物で、彼らを襲います。ひょいと現れ、急に襲い掛かってきてはすぐに逃走していくので、出てきた時に思い出すくらいの方なのですが、終盤で明らかになった彼女の正体は、ジェイクの元カノでした。話を聞いてると、結婚が破綻になった恨みだとか。動機とやってることのスケールが違い過ぎて怖い。嫉妬深いというかここまでの行動力を他に活かせなかったのかよ!ブルース・ブラザースよりこの女捕まえる方が先だろ!

兄弟の仲間集め!

この作品のピークにして一番面白かったです。仲間の元に行ってバンドに口説いていくのですが、口説き方も強引というかやりたい放題!仲間の幸せな生活を奪ってでもバンドを再結成する!という強い執念みたいなものを感じました。

メンバーを口説いていく中で色々ミュージカルがありましたが、中でも”Think”は最高でした。

誰もが一度は聴いたことがあるであろう”Think”がまさかブルース・ブラザースの曲だとは思っていませんでした。奥さんと客が旦那のバンド入りを阻止しようとする時の歌ですが、ノリの良さに釣られて何故かブルース・ブラザースも踊りだします。これは本当に観ていて楽しい!ミュージカル映画特有のつられて踊っちゃうみたいなの良いよね!音楽好きがならではって感じがします。

バーでの初披露!ブーイングと初の盛り上がりを経験。

仲間を集め終わったメンバー達がとあるバーで初めて演奏します。1曲目は客が求めている曲と違い、ブーイングの嵐ですが、2曲目以降から次第に盛り上がります。このバーには客とステージの間に金網が張ってあるのですが、この理由が客からビール瓶を投げられるから。最初はブーイングの意味も込めてビール瓶を投げられていましたが、盛り上がっている時でも終始ビール瓶が投げられていました。どないな客層なんだこの店は。盛り上がっても盛り上がらなくてもビール瓶を投げられる。。酔っ払ったブルース・ブラザース達が暴れなくて本当に良かった。

本物のライブ会場で満席!

周りの手助けもありブルース・ブラザース達一行が、初のライブ会場での演奏になるのですが、こういう時に限って兄弟の車のガソリンがなくなる&給油車の遅れで暫く足止め。他のメンバーはブルース・ブラザース無しで何とか時間稼ぎの演奏をするのですが、これが結構受けてる。いや、ブルース・ブラザースがいるときより受けてる気がする。あとからブルース・ブラザースがきて、それはそれで受けるのですが、最初の盛り上がりからすると、あんまりいてもいなくても同じな気がします。ブルース・ブラザースのスター性をもう少し見せてほしかったかなぁ。やっぱり音楽のシーンは、仲間集めしている時が一番ワクワクした。

茶番のパトカーごっこが長すぎる

これは当時のアクションとして楽しめということなのか?たかが免停中の運転+器物損害罪の2人に対して、何百というパトカーと武装兵、そして戦車まで参戦します。世紀の大犯罪者かよと言わんばかりの大追いかけっこ。この軍は元カノに費やすべき。

アクションシーンも兄弟がひたすら逃げてパトカーが追っていくというのも30分くらい。兄弟の都合の良いようにパトカーが転倒したり、警察の無能っぷりをお披露目したりしてるのですが、あんまり笑えるシーンはなかったし、退屈でした。これなら音楽のシーンを増やしてほしかったですね。当時のアクションシーンとしてこれは受けたのか?

まとめ

面白いシーンと面白くないシーンがはっきりしている映画でした。もしかしたら、当時は受けていたのかもしれないですが、少なくとも僕には追いかけっこシーンは蛇足でした。最初の追いかけっこで兄弟が楽器屋を破壊したのが本当に痛すぎる。あれは音楽界の者がやっちゃダメだと思う。中盤の仲間を集める時間が好きだっただけにちょっと残念でした。細かい事気にせず、単純にコメディを楽しめる方に向いてるかもしれませんね!

以上!ありがとうございました!