サスペンス

【ネタバレあり感想】カイジがモブキャラに!?おじさんvsおじいさんの残念な対決『カイジ ファイナルゲーム』

実写版カイジシリーズ第3作、こちらの作品のレビューを書いていきます。

カイジ ファイナルゲーム

引用元:映画.com

感想 (ネタバレなし)

シリーズの中で一番面白くなかった、というか全く面白くなかった。今までのような裏の裏の裏をかいたような心理戦やトリックはないのが非常に残念。何故この脚本でOKが通ったのかさっぱり分からない。

Amazon Primeで解禁されたので観てみましたが、全く面白くなかったです。。

前作2作はめちゃめちゃ好きだったので期待して観たのですが、むしろ拍子抜けしてしまいました(笑)

これからカイジ観る人は過去2作で止めておくのが無難だと思います。。

以下、ネタバレあります。

 

 

 

 

感想 (ネタバレあり)

☆☆/10

新登場の見知らぬおじさんが「俺にベットしろ!」と騒ぎ立てるのを永遠みている映画。前作までの泥臭くも相手の裏の裏をかくカイジもおらず、寒い決めセリフを吐くヒロイン、自分の勘違いで足を引っ張る秘書、かき乱すだけかき乱して特に大した仕事もない少年というグダグダっぷりでかなり退屈な映画だった。

何故ここまで駆け引きのない映画になってしまったのか、、

今までのカイジと言えば、「Eカード」や「巨大パチンコ」等の相手の裏の裏をついた戦略や心理戦が見どころだったし、間違いなくカイジという作品の魅力でした。

それが今作では皆無、本当にない。強いて言えば「黄金じゃんけん」で若干相手の裏をかいた戦術があったがあんなもの無いに等しい。

今回のメインイベントは「人間秤」と呼ばれるゲームです。巨大な秤の上に対戦する二人が乗り、より多くの金を積んで傾いた方が勝ち、という単純明快な勝負。

このゲーム内容は一旦良いとして、この金をどうやってたくさん積むか?という事がキーになってくるのですが、ここがゲームとして酷い。家族、友人、ギャラリーに「俺にベットしてくれ!」と騒ぎ立て、金を投げ入れてもらう、それがこのゲームの本質ですべて。駆け引きなんてありゃしない。

今までのシリーズで大活躍してきたカイジすらもう蚊帳の外。ただ金を出せ!と喚き散らしているだけの存在になってしまっています。

観てるこちらからしたら、新登場の見知らぬおじさんの人間関係なんて知ったこっちゃないし、金持ちの愛人がどうとか、秘書が亡くなった愛人の息子だったとか、正直どうでも良い。

秘書が亡くなった愛人の息子だと分かった時に、しんみりしたシーンになり、「え、、、ここ泣くシーン、、?え、何この空気??」とマジで焦ってしまった。

せめて、、せめてこの戦いもカイジVS黒崎とかにして、カイジの仲間であるE班のみんなや班長、利根川、一条が協力したり裏切ったりする方が、感情移入できるし見ごたえもあったと思います。

仲間が弱すぎる、、

前作では、2年かけて穴を掘り続けて一泡吹かせた利根川、沼攻略の為、本物のパチンコ台のレプリカを作り上げた坂崎など、利害の一致した強キャラを味方につけて戦うストーリーがかなりアツかった。。のに対し、今作のキャラクターはかなりひどい。

今回のヒロイン桐野は、ほぼ外野と同じ状態(カイジですら外野なので仕方ないのですが。)だし、「キュウ!」という決め台詞がマジでキツイ。なんだろう、鳥肌が立つタイプの寒さ。。カイジに「うっせぇ黙ってろ!」っていう返しに便乗したくなる程。このセリフがきっかけでカイジを助かる場面があるのですが、「え、この時助けるためだけにこの決め台詞に決めたの!?」と脚本を疑うレベル。

しかも、東郷が亡くなった後の一言、「政治家買収するはずだったのに…」という発言は人としてヤバい。仲間の空気も東郷が死んだ事より作戦失敗しそうである事に対して焦っている様子で、仲間を大切にする本シリーズとは思えないシーンでした。

4人組の少年達もなかなか酷く、道中カイジを拉致した事をきっかけに仲間になるのですが、唯一の見せ場がドローンで金を運ぶ、というもの。確かにあの状況で金を運ぶ手段がない事を考えればファインプレーでしたが、そのためだけの出演だったと思えばちょっと薄いかなと思いました。

まとめ

総じて酷い作品だったなと感じています。

むしろ僕の見解の甘さや、この行動の裏にはこういう心理があったんだよ等コメントがあればぜひ教えて頂きたいです。

カイジシリーズが久々に復活した事は嬉しかったですが、これは想像を遥かに下回る作品でした。

次回作があるなら前作のカイジが帰ってくる事を期待しています。

以上!!!