こんにちは、Yutaです。
今回は、ロッキー3を観賞したので感想を書いていきます。

引用元:映画.com
ロッキーシリーズの第三作目となります。(当たり前)
前作ではチャンピオンアポロに勝つという偉業を成し遂げたロッキーが本作ではどういった展開になるのか楽しみでした。前作のロッキーは終盤までダサかったので、今作では1作目のようなカッコ良いロッキーを見れる事を期待しています。
以下、感想です。
あらすじ
チャンピオンアポロに勝ち、ボクシングチャンピオンとなったロッキーは、チャレンジャー達を次々に倒していき、遂に10度目の防衛に成功する。一方で、ロッキーは次の目標を見つける事ができず、ハングリー精神を失いつつあった。
ロッキーがボクシングを失っている間に、ボクシング界では凄まじい勢いで勝ち続けるクラバー・ラングという男が現れた。彼の目標は打倒ロッキー。ロッキーはクラバーの挑戦を受けようとするも、クラバーが野蛮で、ロッキーに勝ち目がないと悟ったミッキーに止められる。ロッキーは、今まで自分が勝ち続けてきたのは、ミッキーによって確実に勝てる相手としか当たらないように操作されていたと思い、ミッキーに不満を感じると同時に、クラバーの挑戦を受けてしまう。
試合当日、年で心臓を弱めていたミッキーは倒れ、控室で休憩することになってしまう。ロッキーは、試合中もミッキーの事が心配で身が入らず、2RでKOされてしまう。試合後、ロッキーの目の前でミッキーは亡くなってしまう。
完全に戦意喪失し、抜け殻になったロッキーの前に現れたのはかつての宿敵アポロだった。彼は、亡くなったミッキーの代わりにロッキーのトレーナーになることえを申し出る。最初は身が入らなかったロッキーだったが、アポロの必死の指導、エイドリアンの激励の言葉により、失ったハングリー精神を取り戻す。
クラバーと再戦の日、蘇ったロッキーは得意の耐えて反撃する戦法を繰り出し、クラバーに勝利。再びチャンピオンに返り咲く。
作品情報
前作同様、監督/主演をシルベスター・スタローンが務める。ロッキーに挑む新キャラ、クラバー役はミスターTが務める。その他の出演者は前作とほぼ同じメンバーで、エイドリアン役にタリア・シャイア、アポロ役にカール・ウェザース、ミッキー役にバージェス・メレディスが務める。
感想
予想外のミッキーの死。ロッキーの人生は山あり谷あり。
なんでーーーー!?!?!?!?ミッキーの死はつ辛すぎる。。1、2でロッキーをボクシングの世界へ連れ込んだ熱血指導者が亡くなってしまいました。これはロッキーも辛すぎる。その死に追い打ちをかけるように、クラバーに負けチャンピオンの称号剥奪。やはりロッキーの人生は山あり谷ありなのか。
でもミッキーの最期のシーンは凄く良かった。ロッキーが負けた後、辛うじて息があるミッキーがロッキーに勝敗を聞くと、ロッキーは「2RでKOだ」と答えます。これに対し、ミッキーは、「それは良かった。」と返します。どっちがKOしたかは聞かなくてもロッキーに違いないと信じて安心したミッキーは、心底信頼してるんだなと感じてうるっときました。
アポロが次のトレーナーはアツい!
完全に戦意喪失してしまったロッキーのトレーナーを申し出たのは、かつての宿敵アポロ!よく考えれば予想できそうな展開だけど、気付かなかった!その展開は最高過ぎる!1、2でロッキーとアポロの間に友情のようなものが芽生えてましたもんね。いやーそうきたか。
ロッキーとアポロは戦術が全然違ったけど、徐々にロッキーの戦術がアポロっぽくなっていく展開も最高でした。今後この2人のタッグかと思うとますます目が離せませんね。
正直またロッキーが腑抜けになったのかと思ったけど、それは僕がロッキーの気持ちを考えられてなかったから。
アポロがサポートについて、ロッキーも打倒クラバーに燃え出したかと思えばそれも束の間。またロッキーは練習に身が入らなくなります。
お前またかよ!!(怒)その時はまたまたやる気がなくなったロッキーに腹を立てていました。でも、エイドリアンとの会話でロッキーの本心を知り、何も考えずに腹を立てていた自分が恥ずかしくなりました。ロッキーはやる気がなくなったのではなく、怖気づいていたのでした。昔のロッキーは、何も持っていなかった、だからこれから人生を変えてやる!という強い意気込みで戦うことができた。でも今は、家族がいる。守るものができてしまった。守るものができたという事は即ち、守れなければ失う。ロッキーは、守らなければならない大切なものができたと同時にそれを失う怖さを背負っていたんだな、と。それに加えて相手は戦意剥き出しのパワータイプアタッカー。ロッキーが怖気づいてしまうのも無理ありませんでした。だからこそ、エイドリアンの「自分の為に戦って!」という一言がロッキーを救ったんだと思います。
いい奥さんだなぁ。前はあんなに人見知りでまともに会話できなかったのに。
ロッキーは最強の超人なんかじゃなく、1人の人間なんだと改めて感じました。
そう思うと、敵意剥き出しで人に嫌われそうな性格のクラバーも何かを背負って戦っているのかもしれませんね。
ポーリーの立ち位置とは?
未だにつかめてないのがポーリーの立ち位置。ロッキーの功績を妬んで意味不明な所でキレだし、弱音を吐いたかと思えば仕事をくれだの。かなり情けない様が描かれていますよね。
僕はポーリーというキャラクターは、アポロに挑戦権を与えられなかったロッキーの姿を現していると思ってます。ロッキーがここまで栄光を手にした最初のきっかけって運じゃないですか?笑
数あるルーキーリストから、たまたまロッキーが選ばれた所から全てが始まりました。もしあの時選ばれてばければ、エイドリアンと結ばれることもなく、今もしがない借金取りをしていたと思います。
チャンスを与えられたロッキー、与えられなかったポーリーが対照的に描かれているのではないでしょうか?
まとめ
ロッキー3は面白かった!100分の映画でしたが、前作より内容がぎっしりでした。
簡単に感想を纏めると、
-ミッキーの死は悲しい。でもそれがきっかけにアポロとのタッグが生まれる!
-ロッキーは守るものができたから敵に怖気づいてしまった。今後はその人目線で気持ちを考える!
-ポーリーはアポロへの挑戦権を手に入れられなかったロッキーを現している。
以上になります。
次のロッキー4も楽しみです!この終わりにどう続くの!?