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【ネタバレあり感想】人種差別、同性愛、、差別を乗り越える2人の友情物語『グリーン・ブック』

今回は、こちらの映画を観賞しました。

グリーン・ブック

引用元:映画.com

2019年のアカデミー賞で作品賞を受賞した作品になります。

この度満を持してNetflixで公開されました。

作品賞を受賞していた事もありますが、ポスターも自分好みだったのでかなり期待していました。

以下、感想です。

作品情報

人種差別が色濃く残る1960年代のアメリカ南部を舞台に、黒人ジャズピアニストとイタリア系白人運転手の2人が旅を続けるなかで友情を深めていく姿を、実話をもとに描き、第91回アカデミー作品賞を受賞したドラマ。1962年、ニューヨークの高級クラブで用心棒として働くトニー・リップは、粗野で無教養だが口が達者で、何かと周囲から頼りにされていた。クラブが改装のため閉鎖になり、しばらくの間、無職になってしまったトニーは、南部でコンサートツアーを計画する黒人ジャズピアニストのドクター・シャーリーに運転手として雇われる。黒人差別が色濃い南部へ、あえてツアーにでかけようとするドクター・シャーリーと、黒人用旅行ガイド「グリーンブック」を頼りに、その旅に同行することになったトニー。出自も性格も全く異なる2人は、当初は衝突を繰り返すものの、次第に友情を築いていく。

引用元:映画.com

感想

☆☆☆☆☆☆☆/10
全く違う境遇の2人が少しずつ仲良くなり、一緒に成長していく心温まるハートフルな作品だった。「多様性」というテーマも伝わりやすく、万人受けする映画だと感じた。

万人受けする映画

良い意味で期待通りの作品で心温まるハートフルな映画だと思いました。面白かったです。

横暴だが家族や仲間からの信頼の厚い白人であるトニーと、ピアニストとしての地位を確立した一匹狼であるシャーリーの友情の物語です。

1960年代のアメリカを舞台に根強い差別文化を描いているシーンもある為、人種差別や同性愛等のセンシティブなシーンもありますが、2人が少しずつ心を許し合う姿には心惹かれる人も多いと思います。万人受けする映画だろうなぁと感じているので、まだ未観賞の方はこのページを閉じてNetflixへ!

対照的な2人

社会的地位という目線で見ればシャーリーの方が高いが、人種的な地位で見ればトニーの方が高いという対照的な描写が心に残りました。

シャーリー登場時には、断崖にそびえ立つ城でジャングルの王様のような玉座に座り、高い目線でトニーの採用面接をしていました。これを見ていると、圧倒的な社会的地位の差を感じますが、一方で南下していくにつれシャーリーの社会的地位など関係なく、1人の「黒人」として見られ、黒人禁止のホテルやレストランを目の当たりにし、一気に立場が逆転します。さらにシャーリーはお高いスーツを身に纏っているが故に貧相な黒人からは白い目で見られたり、同性愛である事が発覚して迫害を受けます。特に同じ黒人に白い目で見られるシーンはとても辛いものがありました。。後のシーンでシャーリーも発していましたが、「黒人でも白人でもなく、男でも女でもない私は一体何者なんだ!」という叫びに繋がってくるシーンです。

国が違えど文化は違うと言いますが、もはや地域が違うだけで全然違う文化になるんだと感じました。育ちが良く地位も築いてきたシャーリーには知らなかった事なのでしょう。ここは決し裕福ではないが、社会の常識をわきまえているトニーが上手く支えるシーンにほっこりしました。

『最強のふたり』に似すぎていないか、、?

この映画を観ていく内にふと思ったのですが、あれ、これ『最強のふたり』に似てね!?黒人と白人という点、地位が違う2人の友情を取り巻くストーリーだという点から見て、2011年のフランス映画である『最強のふたり』とかなり似ています。僕がこの映画が大好きだったので余計に感じてしまっているのかもしれませんが。
よく言えば『最強のふたり』が好きだったら本作も楽しめるという事ですが、うーん、それにしても似ている、、

まとめ

最初に記載した通り、ハートフルな友情作品で万人受けする作品だと思いました。

最後に好きなシーンですが、トニーが毎日奥さんや家族に手紙を書き、それをシャーリーが添削するシーンが凄く好きでした。あとシャーリーが初めてフライドチキンを食べるシーンも良かったなぁ。

是非、観賞してみて下さい!

以上!!!