今回観た映画がこちらになります。
ジュラシック・ワールド 新たなる支配者

引用元:映画.com
待ちに待った夏の超大作!ジュラシック・ワールド 新たなる支配者を観てきました。
公開3日目に観賞したのですが、意外にもネットでは酷評の嵐。。公開直後にネガティブなツイートばっかりだと期待がそがれるからやめてほしいなーと、複雑な気持ちで観賞してきました(笑)
以下、ネタバレあり感想です。
感想
☆☆☆☆☆☆☆/10
一部不満な所もあるが、総じて楽しめた作品だった。過去作一と言っていい程アクションがカッコ良く、恐竜の種類も豊富なので、アクション、SFとしては最高!ツッコミ所がちょくちょくあったり、イナゴがキモ過ぎたのがキズ(笑)。
過去作一満足度の高いアクションシーン!
ジュラシックシリーズ過去5作品を並べても、トップクラスと言っていい程アクションシーンはカッコ良かった!本シリーズは、アクション、SFよりパニック映画のようなイメージでしたが、本作はアクションに力を入れているように感じました!
超ビビりの僕から言わせれば、ビビらせ度はそんなに高くない(笑)。これはビビりの僕からするととてもありがたい(笑)

引用元:映画.com
クレアがテリジノサウルスに追われて静かに水中に潜るシーンはめちゃめちゃ印象的だったし、ハラハラするシーンでした!凄い映像表現でした。

引用元:映画.com
トップクラスでカッコ良いシーンと言えば、オーウェンがアトロキラプトルからバイクで逃げるシーン。クリスプラット×バイクのカッコ良さは異常。狭い路地を駆け抜ける細かいバイクさばきに痺れたな~!
アトロキラプトルはレーザーポインターで当てた対象を追い続けるみたいなのですが、レーザーポインター当てれるなら銃で撃てるのではないか?と思ったのは内緒の話。(笑)
何気にマルタ島の広場が恐竜だらけでカオスだったのが地獄絵図でした(笑)
結局どういう結末に至ったのか?
個人的にハテナが浮かんだのが、この作品の結末はどうなったのか、、という点。
前作で恐竜は人間社会に解き放たれ、正にジュラシック”ワールド”として恐竜の世界がやってきました。副題の「新たなる支配者」っていうのは恐竜のことを指しているのかなと感じます。映画冒頭のニュースでもあった通り、今まではパーク内で人間が恐竜を支配していましたが、状況は一変。弱肉強食の世界へと入り、恐竜による被害を被った人類は、恐竜に支配されている様に見えます。
こういった状況から、今回のテーマは「人間と恐竜の共存」になるのかな、と思いきや、、ん?新種イナゴによる食料飢饉?それを食い止める為にベータとメイジーが必要??
と、ストーリーが別の方向へ走って行った感は否めません。最終的にベータもメイジーも救出しイナゴによる食料飢饉も免れてめでたしめでたし、と終わりますが、じゃあやっとここで前作の結末に戻るけど、人間と恐竜の共存はどうなんの!?っていう所が腑に落ちないですね。
この辺が酷評を受けている所なのかなと感じます。あとイナゴがリアルでキモ過ぎる所(笑)
何はともあれ、、
ストーリーの面では腑に落ちない点もありましたが、新旧キャストが揃ったり、最新の映像をたくさん見れたりと、満足度の高い作品でした!
一旦終わってしまうのが悲しいですが、完全にブランドと化したシリーズなのでまた新シリーズが始まるのを期待しています!
パンフレットについて

今作もばっちりパンフレット買いました!
内容としては普通のパンフレットと同じようなインタビューや評論家の記事+恐竜図鑑って感じの内容です。一部印象的に残った文章があるのでご紹介します。
「何でも描ける」という万能性は、次第に「何を見ても驚かない」という観客の慣れや感覚麻痺へと裏返ることにもなる。
引用元 : 映画パンフレット
人々は、動物園では飽きてしまい、より迫力を求めた先に恐竜の遊園地が誕生。そしてそれも飽きてしまった先に生まれたのが科学の暴走ともとれるインドミナスレックスやインドラプトルになります。これは今の僕たちにも言えることで、かつて「ジュラシック・パーク」という映画は革新的な映像技術で人々に驚きと感動を与えましたが、その映像にも慣れ、感覚が麻痺してしまっている僕たちへのメタ的な発言として映像に想いを込めているという記事です。
感慨深い記事だったので、気になる方は是非手に取ってみて下さい!
まとめ
今回は、ジュラシック・ワールド 新たなる支配者の感想でした。
ネットでは酷評でしたが、大迫力のアクションシーンを楽しめる映画なので、是非劇場で観賞して下さい!