ドラマ

【ネタバレあり感想】傑作!7年前と現在が行き交う感動ドラマ「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」

こんにちは。

今回は、ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語を観賞したので感想を書いていこうと思います。

引用元:映画.com

今日は朝から映画行こうとは決めていたのですが、直前まで「ドクタードリトル」とどちらを観ようか悩んでいました。ドクタードリトルなら公開日の朝一で観れた優越感を味わうこともできると思ったのですが、ちょっとファミリー映画感があったのでこちらを観る事にしました。

タイトルの通り、若草物語が題材になっているとは思うのですが、恥ずかしながら若草物語の内容を全く知りません。wikiで軽くどのようなストーリーなのか調べてみました。

若草物語

南北戦争時代、父が黒人奴隷解放のため北軍の従軍牧師として出征し女ばかりとなりながらも、慎ましく暮らす一家の約1年を描く。父の無事と帰還を祈り、優しく堅実な母親に見守られ、時に導かれ、マーチ家の四人姉妹メグ、ジョー、ベス、エイミーは裕福ではなくとも明るく仲睦まじく暮らしている(もっとも、これはこの家族の豊かな時代に比して慎ましいのであって、実際には中流階級の家庭である)。家庭に起こる楽しい出来事や悩み、事件、そして大きな試練が姉妹達を少女から「リトル・ウィメン」へと成長させる。

引用元:wikipedia

ふむふむ、四人姉妹の日常のような話なんですね。(何も分かってない)

ただ、19世紀のレトロな雰囲気の映画が大好きですので、少なくとも雰囲気は楽しめるだろうという気持ちで観賞してきました。

以下、感想です。

あらすじ

マーチ家の個性豊かな四姉妹はそれぞれの夢を持っていた。長女のメグは、女優の才能があるものの安定した結婚を求め、三女べスは病と闘いながらピアノを愛し、四女エイミーは芸術家を目指すも才能の限界を感じ、お金持ちと結婚を望んでいた。そして、次女ジョーは小説家になりたいという夢を持つも、19世紀のアメリカは、女性の進出を認めてくれなかった。共に夢を追い、仲良く過ごしていくも、現実は良い事ばかりではなく、それぞれの物語が紡がれていく。ジョーは苦しい現実と立ち向かいながら、自分たち四姉妹を題材にした「little woman」という本を出版し、作家として大成功を収める。

作品情報

監督、グレタ・ガーウィグは前作「レディ・バード」に続き、再び女性中心の映画を監督する。主演の次女ジョー役は、カーウィグ監督と再タッグとなるシアーシャ・ローナンが務める。長女メグ役は、ハリーポッターシリーズのハーマイオニーで有名なエマ・ワトソン、三女べス役をエリザ・スカンレン、四女エイミー役をフローレンス・ピューが務める。

感想

今年トップクラスの傑作!19世紀の女性の苦悩を感じさせながらも夢のあるサクセスストーリー。個性豊かな四姉妹の人生に感動や共感を与えられる素晴らしい作品!

現在と7年前を交錯しながら進んでいくストーリー

いや~良かった!軽い気持ちで観に行ったから余計に満足感が凄いのかも(笑)。本作の特徴としては、7年前と現在が交錯しながら話が進んでいく所です。初めは”7年前”っていう字幕と共に過去の描写が入るのですが、次以降はその字幕なくしれっと過去の描写が入るので最初は戸惑いましたが、慣れてきます(笑)。毎回字幕で”7年前”って出てたらくどいですもんね。この切り替えるタイミングがいつも秀逸なんですよ。「えっ、ここで変わるの!?」って所で時代が変わる。一番上手い演出だなって思ったのはべスが亡くなるシーン。7年前の描写で病気が治って元気なべスが見られたと思ったら、コロッと現在に切り替わりべスが亡くなってしまうシーンになります。べスが亡くなるシーンは悲しいんですが演出は凄いなと思いました。

後は序盤の情報量が多すぎて頭の整理に疲れました。というものの、登場人物がめっちゃ多い!(笑)。若草物語を全く知らずに観に行ったので、一回しか出てこない人達にも気を張って見てしまいました。主要人物の構成くらいは先に知っといた方が良かったです(笑)

時代を生きる四姉妹が家族のように思えてくる。

ここから本題です!四人全員が個性豊かでそれぞれが悩みを抱えながらも必死に生きていく姿がカッコ良くて、素晴らしいなと思いました。下記に四姉妹の特徴を書きます。

  • メグ (長女) … 女優の才能があるが、結婚して幸せな家庭を築きたい。
  • ジョー (次女) … 結婚に縛られず、作家として自由に生きたい。
  • べス (三女) … ずっとピアノを弾いていたい。
  • エイミー (四女) … 画家になりたいけど、才能の限界を感じる。お金持ちと結婚したい。

こんな感じです。本当に姉妹なのかと思うくらい皆違った考え方を持っています(笑)。これだけ考え方が違うのにみんな仲良い所が愛くるしいんですよ(笑)。いい家庭だなぁとしみじみと思います。

一人一人に焦点を当てて考える。

思うところが多すぎて纏まらないので一人一人に注目して書いていきます。

メグ (長女)

メグは長女にしての一番人を愛することに長けているなと思いました。19世紀は女性自らお金を稼ぐのは難しいと言われてる時代で、貧しい家庭教師と結婚の決断した時は、本当にこの人の事好きなんだなと思いました。ローリーと仲良くするシーンも多かったのでてっきりローリーと結ばれるのかと思いましたが、違いましたね。メグのドレスを派手過ぎると言ったのがダメだったのでしょうか(笑)。ドレス用の高価な布を買うシーンは少しシビアな雰囲気でしたが、それを売ってでも旦那と一緒にいたいというメグは最高の奥さんでした。良い奥さんの典型的な方だと思いました。

ジョー (次女)

姉妹の中で一番自由を求めていて、作家になりたいという強い夢を持っていました。今でこそ独身女性は増えてきましたが、この時代に「結婚しなくても良い!」という女性はかなり稀で、作家になりたいという夢に強い信念を感じました。男運は悪くないのに、誘いを断り続けるのもなんだか勿体ないなぁとは思いました。そこまでしてでも叶えたい夢や自由を求めるカッコ良い女性に皆が憧れたから若草物語がここまで有名になったんですね。最後若草物語を出版社売る時に著作権や印税の取り分を駆け引きするところも逞しくて良かったです。余談ですが、逞しさや男らしさを描くためにわざとジョーという男性に使う名前にしたそうです。でも、皆が結婚していき、1人取り残されたジョーが孤独を感じるシーンはジョーと一緒に悲しい気持ちになりました。あれだけ強くてもやっぱり孤独は誰にとっても寂しいことなんですね。

べス (三女)

四姉妹の中で唯一物静かですが心の優しい女性でしたが重い病気にかかり亡くなってしまいます。こんな予想外な展開になると思っていなくてただただびっくりしました。一番好きなシーンはべスが貧しい家に食べ物を配り、それを見たクーパーがピアノをプレゼントするシーンです。こんなに優しさが繰り返される話あります?(涙)。いい子過ぎて感動しました。惜しい人程亡くなってしまうとはまさにこのことですね。べスとの約束があったからこそジョーは筆を執って若草物語を作ったと考えると、べスの死は無駄じゃなかったと思います。でも、でもそれを考慮しても最後の学校のシーンにはべスもいてほしかった(涙)

エイミー (四女)

はい、お騒がせっ子代表ですね(笑)。おいおい、という場面が多いのも否めませんが、末っ子だからこそのわがままさや自己中さがあり、悩みがあるんだなと思いました。ジョーが大切にしていた原稿を燃やした時はさすがに呆れましたが、凄く反省していましたし、まだ13歳だったと思えばまだ許せました。末っ子あるあるなのかもしれませんが、末っ子だからこそ姉に嫉妬したりするんですね。ローリーとジョーとの三角関係は確かに少し同情します。姉にフラれたから自分に言い寄ったのか?という疑心暗鬼がでるのも当然だと思いました。お金持ちからのプロポーズを断ったって聞いてローリーと結ばれる所は凄く良かったです。まぁ、エイミーの金持ちと結婚したいって欲は叔母さんの言い付けもあってのことだったので、彼女自身はそんな野心は強くなかったのかなと思います。わがままだけど憎めない所が良かったです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

簡単にまとめると、

  • 7年前と現在が行き来しながら進むストーリーが斬新で良かった。(難しかったけど)
  • 時代を生きる四姉妹が凄く魅力的。
  • 一人一人の夢や生き様がカッコ良い。

以上になります。

ちょっと纏めきれてないかもしれないですが、今回はここまでにします。凄く良い話だったので時間があればもう1回行きたい!もしくはBlu-rayで観ます!

オススメなんでまだの方は是非観て下さい!