アクション

【ネタバレあり感想】天才型サイコパスラッパーを、紳士たちが狩る「キングスマン」

こんにちは。

今回は、キングスマンを観賞したのでその感想を書いていきます。


引用元:映画.com

友達からも「面白いから観てみ!」って何度も言われながらも後回しにしていましたが、今回ようやく観賞に至りました。きっかけはもちろん、9月公開の第三作目です。今まで幾度となく、「これ映画館で見ておきたかったな~」という作品に出会ってきたので、シリーズものは事前に全作観賞しておくことを心掛けています。どうせ遅かれ早かれ観ると思うので、劇場公開のタイミングで前作を観賞しておくべきですよね。

話が脱線してしまいましたが、以下感想です。

あらすじ

「英国王のスピーチ」でアカデミー賞を受賞したコリン・ファース主演、「キック・アス」のマシュー・ボーン監督&マーク・ミラー原作によるスパイアクション。表向きは高級スーツ店だが実は世界最強のスパイ組織「キングスマン」で活躍する主人公ハリー・ハートをファースが演じ、ハリーに教えをこう若きスパイのエグジーに、新星タロン・エガートンが扮する。その他、マイケル・ケイン、マーク・ストロング、サミュエル・L・ジャクソンらが共演。ブリティッシュスーツを華麗に着こなし、スパイ組織「キングスマン」の一員として活動しているハリー。ある日、組織の一員が何者かに殺されてしまい、その代わりに新人をスカウトすることになる。ハリーは、かつて命を助けてもらった恩人の息子で、密かにその成長を見守っていたエグジーをキングスマンの候補生に抜擢する。一方その頃、頻発する科学者の失踪事件の首謀者ヴァレンタインが、前代未聞の人類抹殺計画を企てていた。

引用元:映画.com

作品情報

2015年公開。監督は、マシュー・ボーン。世界最強のスパイ組織、キングスマンで第一線をゆくハリー・ハートを務めるのは、コリン・ファース。キングスマンを目指す若き青年エグジーを務めるのは、本作で映画デビューのタロン・エガードン

感想

ミッションインポッシブルに似てるなと思ったが、フィクション丸出しのエンターテインメント感が最高に面白い!変にリアリティを追求してなくて好感が持てた。

キングスマンが全然ジェントルマンじゃない件

これは面白い。大事な事なので大きめの文字で書きました。この映画から、こんなことが学べました!ってことは何一つない(笑)イギリスが生まれによって既に階級が決まってしまっていることくらい。が、単純に面白い。ギャグも笑えるものが多く、ストーリーもワクワクしっぱなしで退屈しない。おまけにアクションが他の映画とは違う!(後述)。

まぁまず思ったのは、「キングスマンって本当にジェントルマン?」ってことですね(笑)。キングスマンの決めセリフで「マナーが作るんだ、人を。」とありますが、これはネタって事でいいんですよね?(笑)。見た目は凄くジェントルマンですが、ウィスキーグラスを人の頭にぶつけたり、銃を乱射するあたり全然紳士的じゃない(笑)。マナーが人を作るのであれば、キングスマン達はかなりの無礼者集団という事に…。いや、これは貶してる訳ではないですよ?むしろこういう矛盾した所や変にお堅くない所が好きです。

キングスマンを目指すストーリーがワクワクする

本作はざっくり2つのストーリーに分けれます。エグジーがキングスマンを目指しながら、試練に乗り越えていく話と、キングスマン達がヴァレンタインの人類抹殺計画を阻止する話です。

まず、エグジーがキングスマンを目指す話ですが、こちらはストーリーが面白い。キングスマン候補に選ばれた同期と共に真のキングスマンになるために、色んな試験を受けます。水が流れ込む部屋からの脱出や、スカイダイビング中に仲間1人のパラシュートが開かなかった時の対処法など、1つ1つの試練がワクワクするものが多いです。ナルトの中忍試験を思い出しました。中でも特に印象に残っているのは、水の試練です。寝ている時に急に水が流れ込んできて、皆が咄嗟の判断でトイレにホースを突っ込んで空気を確保するってエリートすぎん?(笑)。その中でもエグジーだけはドアを蹴破ろうとしたり、壁のガラスを割ろうとしたりと我々が取りうるだろう手段と同様の手口だったのは、好感が持てました。結果的にそれが良い方向に転びましたしね。

次に、キングスマン達がヴァレンタインの人類抹殺計画を止める話ですが、これも何か色々凄い(笑)。何が凄いかというとヴァレンタインっていう天才型サイコパスの計画です。この方IT富豪なんですが、全国民に無料で使えるSIMカードを配布するんですよ。そして人々はそれを喜んで使うわけですが、このSIMカードには仕掛けがあって、ヴァレンタインがスイッチを押すと、SIMカードの近くにいる人たちが凶暴化します(なんとか細胞を刺激するとかなんとか)。目的は人間同士が殺し合い、人口を減らすことで地球温暖化の改善を図ること。いや、サノスかよ。あいつですら指パッチンで一思いに消してくれたのに、人間同士で殺し合いさせるってなかなか惨い事するなぁ。そしてもうちょっとまともな方法はなかったのか?ITテロだったらコナンの零の執行人でやったような爆発型の方がコントロールしやすいのでは?とか思うところもありますが、これでいいんです。フィクション丸出しのバカっぽい計画がキングスマンの面白さなんです(2回目)。全く似合ってないラッパーのような服装や、イギリス風の紳士的な会食でマクドナルドを提供したりと、何考えてるか分からない、どこか普通じゃない感覚が、ジョーカーと似てるなと思いました。

何やってるか分かるアクションシーン

これ僕だけかもしれませんが、アクション映画観てると、「カッコ良いんだけど、どういう動きをして敵が倒れたのか分からない」と思う時が多々あります。単純に早すぎて動きが見えないのです。しかし、この作品は違う。スロー再生を利用して1つ1つの動きが丁寧に描かれているので、今何をして敵を倒したのかが分かる(笑)。しかもスローと等倍速を上手く使い分けているので、技1つ取ってもキレがあり、ちゃんとカッコ良い。これはキングスマン独特のアクションの見せ方だなって思いました。分かりやすくカッコ良いので是非他の作品にも取り入れてほしいと思いました。

グロいシーンがグロくない

人が頭から股まで真っ二つに裂かれる。手首を切り落とされる。首に埋め込まれた爆弾が爆発する。どれも結構グロそうな表現ですが、これが全くグロくない(笑)。明らかにシリアスシーンのはずなのに、その場に全く適していないクラッシックで盛り上げてくる(笑)。ナニコレドウイウコト?製作陣ふざけ過ぎ!!(褒め)

ハリー…生きてるよね?

ハリーとヴァレンタインが会食し、お互い敵だと認識しながら上辺では仲良くしようとするピリッとするシーンがあります。このシーンでヴァレンタインがハリーにワインを差し出すのです。これを観て僕は「あー、これ毒入ってるやつね。キングスマンはそういうの飲まないから、残念ww」って思っていたら、なんとハリーは飲みました。結局毒は入ってなかったのですが、代わりに別の新薬が入っていて、24時間、ハリーはヴァレンタインに居場所を探知される事になります。これをみて僕は、「はいはい、これもハリーの思うつぼですよwwわざと敵に違う場所を探知させるんやでwwチョコレートでも作っとけww(ヴァレンタインだけに)」と思いましたが、普通にアジトを追跡されていました。そして、ハリーが教会に潜り込んだ後、ヴァレンタイン一味に銃を撃たれて倒れました。これを観た僕は、「うん、死んだな。(信頼ゼロ)」と思いました。しかし、エグジーがピンチになった時に、実は生きてましたパターンで颯爽と現れて助けるのを期待していましたが、彼は来ませんでした。え、キングスマン、、え、?世界最強のスパイ軍団??エグジーの父親が死んだのは私のせいって自責の念に苦しめられてたけど、この2時間でも結構やっちゃってる気がするんですけどーー。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

簡単にまとめると、

  • ジェントルマン感がないジェントルマンが逆に面白い。
  • キングスマンになる為の試練が中忍試験みたいで面白い。
  • ヴァレンタインの天才型サイコパスさに魅力を感じる。
  • 動きが丁寧に表現されていたのでアクションシーンが観やすくカッコ良い。
  • グロいシーンにクラッシック流れるのでグロさを感じられない。
  • ハリー!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?

以上になります。このツッコミ所が多い所が、逆に面白いと感じられる作品でした。次回作も必ず観ます。