サスペンス

【ネタバレあり感想】普通のミステリーに飽きた方へ。新感覚ミステリーがここに!『ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密』

今回は2019年のミステリー映画の感想を書き綴ります。

ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密

引用元:映画.com

感想 (ネタバレなし)

最後まで釘付けになるミステリー映画でかなり面白い作品だった。最後まで真犯人、トリックが分からず、ワクワクさせてくれた130分だった。

これはミステリー好きには是非おすすめしたい作品です。

登場人物が多く、最初相関図を覚えるのには苦労しますが、今までのミステリーとは少し違う新しいミステリーだと思いました。(どこが違うかはネタバレありで解説します。)

2021年7月現在Netflixでも公開中ですので、まだの方は是非観賞して下さい。

以下、ネタバレあります。

 

 

 

 

感想 (ネタバレあり)

☆☆☆☆☆☆☆☆/10

中盤で大方の真実が明らかになり、その真実の穴を埋めていくと真犯人に辿り着くという新しい詰め方のミステリーだったので、他の作品と一味違うなと思った。少しずつ化けの皮が剝がれていく家族と、正直な女性のカーストの入れ替わりが面白かった。

予想していなかったラスト

この映画の序盤に犯人を予想していました。

「家族の主であるハーランはミステリー作家だったので、最後にこの謎を解いてみよ!と不可解な謎を残して自殺をし、一部の人に協力してもらった。」という予想。

残念ながら全然違いました(笑)

自殺はしていましたが、、

真犯人としてはハーランの孫にあたるランサムで、マルタが間違えて薬を投入するように仕向けたのですが、んー、これは読めん(笑)

ランサムとしては、ハーランの遺産を入手できない+マルタに遺産が渡ってしまうのを防ぐには、マルタを犯人に仕立て上げてハーランを殺すのが一番だという事ですね。これは納得。

途中でランサムに降り注ぐイレギュラーも持ち前の頭脳で難なくクリアしていく所を観ていると、「あれ、この人優秀だから別に遺産なくてもやっていけるんじゃね?」と思いました。

もう一つ言いたい事としては、なんでランサム役がクリエバなのか!?(笑)

出てきた瞬間からキャプテン・アメリカにしか見えん!(笑)

しかもランサムのキャラも生意気で遊び惚けているダメ息子役ってのが、全然キャラ違いすぎて面白い。製作陣の遊び心ちょっと入ってますやん(笑)

新しいタイプのミステリー

ネタバレなし感想の方で少し書きましたが、ミステリーの展開が新しくて、ワクワクしました。

と言うのも、他のミステリーって、

・0から謎を解いていって最後に真犯人に辿り着く。

・犯人は分かったうえで、謎を解いていきトリックやアリバイを崩していく。

という手法が多かったと思います。(細かく言えば他にも色々ありますが。)

今回は、中盤で犯人(マルタ)とそのトリック、おおかたのストーリーも明らかになりますが、ストーリーの所々が虫食いのように穴が空いており、その穴を埋めると真犯人に辿り着く、という展開でした。

これが新しくて面白かったですね!中盤でマルタが真実を話すシーンがありましたが、確かに辻褄が合わない点や、モヤモヤした違和感がありました。ここから私たち観客は、マルタと同じ目線に立って少しずつ空いた穴を埋めていくのが面白かったです。

人間関係のカーストが逆転

この映画を観る上で気を付けなければならない事、それは相関図が覚えられない事(笑)

登場人物多すぎるし誰と誰が結婚してて、誰と誰の子供なのか覚えるのに苦労しました(笑)

しかも皆一気に出てくるので、丸暗記も丸暗記ですよ。

この人物相関図をやっと覚えたと思えば、ずぶずぶの人間関係が浮かんでくるわけですね。

最初はマルタを家族として受け入れようとする優しい家族(かなりうさん臭さもありましたが)でしたが、遺産の相続権がマルタにあると知ってから一転、突き放すような態度を取り相続権を返せと詰め寄ってくる姿が生々しかったです。

お金の余裕が心の余裕なのでしょうか。

ラストには隠し事が明るみになり、うな垂れる一家を上から見下ろすマルタの姿が、カースト制度の入れ替わりを示すようで清々しい気持ちになりました。

まとめ

総じて見どころの多い作品で、ラストのどんでん返しも面白く、劇場で観れば良かったと逆に後悔しました(笑)

久しぶりに観たミステリーだったので余計にそう感じたのかも?

またミステリー映画漁ってみます!

以上!!!