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【ネタバレあり感想】統計学で野球を攻略できるのか!?「マネーボール」

こんにちは。

今回は、マネーボールを観賞したので感想を書いていきます。

引用元:映画.com

メジャーリーグのGM(ゼネラルマネージャー)の半生を基にした実話の作品です。野球選手に焦点を当てた作品は多々ありますが、マネージャー目線の作品は珍しいなと思い、観賞しました。

以下、感想です。

作品情報

メジャーリーグ「オークランド・アスレチックス」のGM(ゼネラルマネージャー)、ビリー・ビーンの半生を、ブラッド・ピット主演で映画化。全米約30球団の中でも下から数えたほうが早いといわれた弱小球団のアスレチックスを独自の「マネー・ボール理論」により改革し、常勝球団に育てあげたビーンの苦悩と栄光のドラマを描く。監督は「カポーティ」のベネット・ミラー。「シンドラーのリスト」のスティーブン・ザイリアンと「ソーシャル・ネットワーク」のアーロン・ソーキンが脚本を担当した。

引用元:映画.com

主演のビリー・ビーンをブラッド・ピットが演じています。自分の人生をブラッド・ピットに演じてもらえるなんて夢のようではないですか!特に何もない平凡な人生ですが、是非私の人生をブラッド・ピット様で映画化して下さい!!

感想

全体としては普通。統計学で野球を統べようとするコンセプトは凄く好きだったが、結果を求められているとはいえ、常にキレてるビリーに深く共感できなかった。

統計学で野球を統べることはできるのか?

始まった直後の展開には凄くワクワクしました。お金がない球団を率いるビリーは、負け続けていて、やっと良い選手が育ったと思えば、お金持ち球団に引っこ抜かれる。。この負の連鎖を脱却すべく、ビリーがスカウトしたのは統計学に長けたピーターという男でした。ピーターは、選手1人1人の能力を数字で細分化し、どの選手をどのように起用すれば統計学的に勝てるかを算出し、ビリーがGoサインを出す、という異例のタッグでした。よく野球ものの映画だと「友情、努力、勝利」をスローガンにした何某少年誌のような映画が多いですが、本作はそれとは全く違いました。ビリーは、選手を数字でしか見ないので、「この選手はいくらで何割の打率で、(以下省略)」といった見方をし、結果を出さなかった選手は容赦なくリストラします。これは何某少年誌には掲載できないコンセプトだ。でも、このコンセプトは斬新で興味深いものでした。一点、不満を言うと、この統計学が良く分からないんですね。。打率何割の選手をここで起用したらこういう結果を生むという計算をもう少し私たちにも分かるような説明が欲しかったなと。相手は打率4割超えの選手がいるのに対し、こちらは打率2割の選手しかいない、この状況でどうやって勝ったかの説明がなかったので、連勝記録に納得がいかなかったです。

生々しいメジャーリーグ界のリアル

頭ではわかってましたが、改めてメジャーリーグ界の弱肉強食を目前としました。結果を出さなければ出番がない、本作ではそれが顕著に出ていました。特にビリーは、結構血も涙もない人なので、リストラを言い渡すときも、気を遣ってる風を装いながらも、その選手が現実を受け入れたら、じゃあ、そういうことで…みたいな。(圧倒的語彙力不足)。野球選手のリアルな裏側も実際はこんなんなんだろうな、と思いながら生々しさを感じていました。

ビリー・ビーンが短気すぎる

前回記事にしたインセプションと同じく、ちょっとクセのある主人公でした。一言でいうと短気。画面に映っていた時間の7割くらいはキレてたかイライラしていたと思います。常に結果を求められる仕事ですので、プレッシャーを感じているのは伝わりましたが、ここまでキレていると、さすがに何も共感できない。キレるシーンや苦悩を抱えるシーンももちろんあってもいいと思いますが、サクセスストーリーですから、もっとポジティブな笑顔のシーンも観たかったなと思いました。

ケイシーの歌に癒される

ビリーの唯一の癒しの存在ともいえるケイシーの歌声には本当に癒されます。彼女が歌う”The Show”という歌は、結果ばかりに拘り自分自身を追い込んできたビリーに対して、「そんなこと忘れて楽しもうよ!」と語り掛けてくれる歌でした。この歌声とビリーの目元を長回しで撮ってエンドロールに入るラストは凄く好きでした。Spotifyで検索してみたら別の歌手(こちらが本家かもしれませんが)が歌ったPOP調Ver.しかありませんでしたが、僕はケイシーの弾き語りの方が好きでした。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

簡単にまとめると、

  • 統計学で野球を統べようとするコンセプトにはワクワクした。
  • 生々しい野球界のリアルを感じた。
  • ビリー・ビーンが短気すぎて共感できなかった。
  • ケイシーの歌に癒された。

以上になります。コンセプトは好きだったけど、それに対する勝ち方の説明がなかったのが個人的に悔しい点でした。興味ある方は是非観賞してみて下さい。