サスペンス

【ネタバレあり感想】退屈はしないけど結末がイマイチだった「悪魔はいつもそこに」

最近は最新作の映画を観れてないな…と感じる今日この頃。

じゃあNetflixオリジナルの比較的新しいのを観よう!という安直な理由で選ばれた作品がこちら!

悪魔はいつもそこに

引用元:IGN Japan

2020年9月16日公開なので、割と新しい方でしょう!

どう考えても不穏で暗い雰囲気のする映画。

トムホ主演の映画を映画館に出さないなんて驚きですよ。相変わらずNetflixはオリジナルに命懸けていますね!

以下、感想です。

作品情報

オハイオ州ノッケンスティフ。アーヴィン・ラッセルは自分とその家族を守るべく、亡き父にまつわるトラウマを克服しようとしていた。そんなアーヴィンの周りに邪悪な者たち―強盗で生計を立てるカップル、腐敗した保安官、俗世の欲にまみれた牧師―が集ったとき、世にもおぞましい惨劇が引き起こされてしまう。

引用元:Wikipedia

主演は、MCUスパイダーマンでお馴染みのトム・ホランド。「世界の孫」と呼ばれる甘いルックスとは裏腹に、戦闘態勢に入るとキリっとした目つきになるギャップがたまらん(笑)。運動神経も抜群で、向かうところ敵なしの今を時めくハリウッドスターです。

そして、アーヴィン(トムホ)の妹をたぶらかすクズな牧師役を演じるのは、ハリー・ポッターのセドリックを演じたロバート・パティンソン。個人的には、セドリック役でしか知りませんでしたが、最近では「新バットマン」や「テネット」にも出演する大物俳優でした!

感想

☆☆☆☆/10

宗教って怖いなと感じるシーンや、クズ多めのストーリーが印象的だった。決してつまらなくはないが、終わったあとの「で、何?」感が否めなかった。

アーヴィンの成長に合わせた二段構えのストーリー

本作は大きく分けて、二つのストーリーに分けられます。主人公アーヴィンの幼少時代と、成人時代の話です。この二つを分けて感想を書こうと思います。

幼少時代 

アーヴィンは幼い頃も結構闇が深いです。母が癌にかかってしまい、どうしても救いたい父は、アーヴィンと一緒に毎日家の裏の十字架に祈りを捧げるのですが、一向に良くならない母に不安の限界が来てしまい、アーヴィンの大切な愛犬を生贄に捧げます。しかし、それも意味なく、母は他界してしまいます。

また、義理の妹(レノーラ)の父(ロイ)は、もっと狂気的な信仰者で、死者蘇生ができると信じ切っており、妻(ヘレン)を刺殺した後、神に祈りを捧げて死者蘇生を試みますが、もちろん、妻は蘇りません。

今文字に起こしていても不思議に思うくらい意味不明な行動ですよね。100歩譲ってアーヴィン父は仕方ないと思います。

愛する妻の癌が医者でも治せない、でも何をしてでも失いたくない、そういう気持ちを神に頼むことしかできなくなり、自分でできる事を精一杯考えた結果、生贄を捧げることだったんでしょう。神を本気で信じている人ならまだ分からなくないかなって感じですが、ロイお前はマジでヤバすぎる。

牧師という事もあり、熱狂的な信仰者ではありましたが、神のお告げかなんかで妻を刺し殺しても、神が生き返らせてくれると本気で思っている所が怖かった。。

殺した後に神に必死で蘇生してくれと祈ってる姿は、凄く哀れに見えましたが、案外宗教ってそういうものなのかな、と冷静に考えている自分もいました。

「受験の合格できますように」「家族が健康でいられますように」と、事あるごとに神社に赴いて、自分の力ではどうにもならない事を神様にお願いしている姿は、割と彼らと同じなのかもしれない。

成人時代

アーヴィンも大人になり、叔父、叔母、レノーラの4人で幸せに暮らしていましたが、また彼に悲劇が訪れます。

レノーラが、牧師にたぶらかされて妊娠し、その上牧師に捨てられたことがショックで自殺してしまいます。

そして、ここからアーヴィンの殺人劇が始まります。妹の仇である牧師を殺害し、そこからアーヴィンの前に現れるクズ人間達が、彼によって葬られていきます。

ここは胸がスカッとするシーンなのか…?あんまりスカッとしませんでした。むしろアーヴィンがどんどん悪魔になり果てていく姿が観ていられませんでした。

悪魔は誰にでも宿る

最終的に人を5人殺めて立派な悪魔になったアーヴィンでしたが、決して元からこうだったわけではありません。

愛犬を生贄にされ、母は病死、父親は自殺…と少しずつ膨れ上がった心の闇が、妹の死で爆発したんだと思います。

この映画のタイトルにあるように、悪魔はいつもそこにいて、誰もがいつ堕ちるか分からないんだと考えさせてくれる映画でした。

トムホがめちゃめちゃカッコ良い

終始暗い映像でしたが、それでも際立つのかアーヴィン演じるトムホのカッコ良さ!

アベンジャーズの時は、そこまでカッコ良いとは思っていませんでした。というのも、あの映画は登場人物全員が美男美女なので、少し埋もれていたんだと思います。

本作で改めて観ると、そのカッコ良さが際立っていました!(他の出演者に失礼)

最後の終わり方が良く分からん

最後アーヴィンはベトナム戦争にでも行こうかと考えながら、疲れで眠りについていく所で映画が終わります。

僕の理解力が足りないのですが、この終わり方に「で、、何?」と思ってしまいました。

悪魔になったアーヴィンはこの後ベトナム戦争に行くんですか?

この一連の犯行の終止符として、イマイチピンときませんでした。

まとめ

決して面白くないとは言いませんが、この映画の意味がイマイチ伝わりませんでした。(少なくとも僕には)

トムホがカッコ良かったのと、なんだかんだ話が気になって飽きずに観れたので☆4にしました。

気になった方は観てみても良いかと思いますが、強くはオススメしない作品でした。

では、以上!!!