サスペンス

もし自分が犯罪に手を染めたら…が最も伝わる映画「アメリカン・アニマルズ」

こんにちは。

今回は、「アメリカン・アニマルズ」を観賞してきました。

引用元:https://eiga.com/movie/89274/

なんとなーくYouTubeのシネマトルディのチャンネルで予告動画サーフィンをしていたら目に付きましたが、特別観たいわけではなく、「観れたら観よう」くらいの心意気でした。

で、実際時間が作れたので観ようと上映されてる映画館を探し始めたわけですが…全然ない!
上映開始から2週間後なのでまだまだやってるだろうと思っていましたが、案外上映されていない!

色々探した結果、行きついたのは、「シネリーブル梅田」でした。上映続けて下さってありがとうございます…。

だいぶ余談でしたが、大作映画が多いこの時期にも何とか潰されずに生き延びたアメリカン・アニマルズを観賞することができました。早速下記レビューです。

ネタバレ有り

リアル映画日誌

普通の大学が起こした普通以下の強盗事件

引用元:https://eiga.com/movie/89274/gallery/

本作は、サスペンスものの強盗映画ですが、他の強盗映画と違うのは、普通の大学生が主犯ということ。

特に特別な要素もなく、私たちと何ら変わらない普通の大学生が起こしたからこその結末になります。

下記、簡単にストーリーを。

普通の大学生、ウォーレンは日々の刺激のない生活に飽き飽きし、飲食店の在庫処分になりそうな食糧を盗む、といった小さな刺激だけを求めて生きていた。

そんなある日、親友のスペクターからある情報が入ります。大学の図書館に飾られているビンテージ本が時価1200万ドル以上もの価値があること。

「盗んだらどんな生活になるかなぁ…」という妄想を続けていくうちに、話が少しずつ現実味を帯びていく。

セキュリティはほぼ0に等しく、見張りも図書館秘書1人のみ。千載一遇のチャンスだと言わんばかりに計画は次々に企てられていく。

計画を立てていく内に、2人では難しい、と悟った彼らは、さらに2人。友人を強盗計画に招き入れる。FBIを目指す秀才エリックと、既に実業家として成功を収めているチャズだ。

こうして4人の強盗計画を立て、実行するも、恐ろしい程グダグダに終わる。

決行前日に、スペクターが怖くなり、外からの見張りのみになる、図書館秘書をスタンガンで気絶させられない、飾ってあるヴィンテージ本のショーケースを開ける鍵が見つからない、ヴィンテージ本が重すぎて運べない、エレベーターのボタンを押し間違えてたくさんの人に顔を見られる、脱出経路が分からずヴィンテージ本を捨てて逃走、といった具合に何もかもが上手くいっていない。

結局、オークショニアに本当の自分の電話番号を教える、図書館の予約に自分のメールアドレスを使う、といった凡ミスであっけなく逮捕。

…という話です。

話だけ聞いていると、ただのバカがミスった強盗映画、で終わりそうですが、本作はもっと深いメッセージ性が込められていると思います。

強盗を起こしてしまった後の感情がリアル

この映画を観て、あたかも自分が強盗をしてしまったかのような感情になりました。
”オーシャンズ11”や”レザボア・ドッグス”のようなカッコ良く鮮やかに盗み出す強盗映画からじゃ感じられない、普通の人が強盗を起こした時のリアルな心境を感じることができました。

強盗を犯してしまい、犯罪者となった彼らの心境がひしひしと伝わり、僕が強盗を犯したらこうなるんだろうなぁと感じました。

計画的であろうと突発的であろうと、犯罪に手を染めるということは、いかに恐ろしく、精神的にも追い込まれるということを感じました。

普通の大学生であることがリアル

強盗に関して何の知識もない大学生だからこその計画の穴の多さがリアルでした。

上記にもありますように、恐ろしい程立て続けにミスが連発します。
まるで、強盗する上での最低限のチェックリストをスルーした時に起こりうるミスを順番に起こしていくかのようでした。

が、これが「バカだなぁ」で終わるのではなく、もし自分が強盗を起こしてしまったら同じミスをしているんだろうなと感じます。

何の覚悟も経験もない大学生が、極限の精神状態で華麗に強盗できるはずもありません。
バカな大学生が起こした強盗事件の結末ではなく、普通の人が強盗をしたら起こる結末だったと思います。

本人登場のドキュメンタリー映画?

引用元:https://eiga.com/movie/89274/gallery/13/

本作で一番印象的な場面といえば、やはり本人が登場して当時の心境を語る場面でしょう。

本作は、当時の事件を俳優が演じると同時に合間合間で本人が出演し、当時の心境を語ります。

正直かなり斬新で、最初に本人が登場した時は、「え、誰これ?」と理解するのに戸惑いました。

この演出は賛否両論あると思いますが、当時の心境がより一層伝わったのは間違いないと思います。

事実ベースで作られた作品で、最後に本人登場は珍しくないですが、本人と一緒に事件を振り返っていくような演出はあまりなにのではないでしょうか?

まとめ

引用元:https://eiga.com/movie/89274/gallery/7/

観賞直後は「まぁ面白かったかな?」くらいでしたが、帰り道や寝る前に色々考えていると「あれ?結構斬新で面白い映画だったんじゃね?」と後から評価が高くなっていきました。

もし自分が犯罪を犯したら、がこんなに伝わる映画はないんじゃないかなと思いました。

映画はできるだけ誰かと一緒に観た方が楽しめると思っておりますが、この映画は1人で観賞してあれこれ考えるのがいいのではないかなと思いました。

今年一、とまではいきませんが今年トップクラスで楽しめた映画でした!

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エンドゲームの上に置くのは少し抵抗がありましたが、やはりこの映画は観るべき映画の内の1本だと思ったので上位に置きました。

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