Q. プロ意識ってどんなもの?
「プロ」と「アマチュア」の違いは、どんな所にあると思いますか?
僕は、「その道でお金を貰っているかどうか」だと考えています。
例えば、趣味で写真を撮って、SNSにアップしているのは「アマチュア」で、人から依頼を受けて写真を撮り、その報酬を頂いていれば「プロ」ということです。
では、「プロ意識」って何でしょうか?
僕は、「責任感を持つこと」と考えていますが、ちょっとアバウトですよね…。
じゃあ一体何なんだ!という答えを解消してくれるのがこの映画!

引用元:映画.com
以下、ネタバレありです。
A. どんな不具合にも対応できる準備
まずは簡単なあらすじを
2009年、乗客155人を乗せた飛行機が、バードストライク(鳥との衝突)によりコントロールを失います。
機長であるチェズレイ・“サリー”・サレンバーガーは、40年間のパイロットで培った経験を基に、飛行機をハドソン川へ着水させ、見事乗客全員を救った。
国からは”英雄”と称えられる一方で、国家運輸安全委員会からは、「引き返す事も可能だったのではないか?」「誤った判断で乗客の命を危険に晒したのではないか?」と厳しく言及されます。
しかし、幾度ものシミュレーションの結果により、サリー機長の判断は正しかったと判定され、正式に国民の英雄になる…という話です。
準備が生み出した功績
サリーがこの功績を生み出すことが出来たのはずばり「準備」だと思います。
ボーイスカウトのモットーでもある「備えよ常に」という言葉にも当てはまりますね。
サリーはプロとして、いついかなる時の状況も考え、40年間常に脳内シミュレーションしてきたそうです。
「もしこうなったら、こうする」という事を常に考えてきたからこそ、上空850mでバードストライクが起こっても咄嗟の正しい判断ができたのです。
僕はこの映画を観て、これこそがプロ意識だと学びました。
サリーの言葉で、「僕はできる事を全てした」「やるべき仕事をやっただけです」と、事故に対する追求を受けている時も、動じない自信感も全て、日頃の準備が完璧だったからだと思います。
僕たちの生活で置き換えると…?
では、これを僕たちの生活に置き換えるとどうでしょうか?
僕のようなサラリーマンだとこんなことが考えられます。
- 朝、電車が遅れることを想定して、始業30分前に会社に着く。
- 飲み会に誘われるのを想定して、必ずやりたい事は朝済ませておく。
- 仕事中、眠くなるのを想定して、コーヒーを飲んだりストレッチする。
- 急務が入るのを想定して、期限1日前には仕事を終わらせる。
- 二日酔いになるのを想定して、夜は飲み過ぎない。
…等。
ざっと思いついたのでも、これくらいありますね。
人の命を預かるパイロットとはスケールが違いますが、その道でお金を貰っている以上、プロ意識を持って働かないといけないと感じました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
委員会のお偉いさん方がの厳しい追及に対して、「やるべき仕事をやっただけだ」と返せる自信の源は、日々の圧倒的準備力があったからだと思います。
僕たちも、サリーのように日頃からプロ意識を持って、仕事にあたっていきましょう!
では、以上!!!